2014年04月25日

愛媛県 道後オンセナート2014+etc.編

2014年度初投稿のMです。


2013年12月で総括編をしてしまい、空白の3ヶ月(1月〜3月)をつくってしまった。その間の事は後で書く事にしてまずは”道後オンセナート2014” 


う〜ん、やっぱ日本人は温泉だわ!アート見て、温泉入りゃあ、後は ”あ〜あ極楽、極楽”って言うしかないんね。ズルい。いや上手い。
”中之条ビエンナーレ”然り、”別府現代芸術フェスティバル”然り、温泉と絡めれば成功する事間違いない。Sさん”木津川アートに温泉掘ろう計画”提案します。


冗談はこの位にしてそろそろ本題に入ります。今回初開催となる道後温泉街でのアートフェスティバル。9軒のホテル、旅館の各一室を有名アーティスト達が、宿泊できる作品に部屋をインスタレイーションする。そしてそのテーマが「最も深い夢 The deepest dream」だそうです。宿泊する事も出来るのですが、有料で鑑賞する事も出来、チェックインとチェックアウトの間10:00〜15:00で料金も300円〜2000円と各館でまちまちなので全部廻ると凄い金額になる(お土産が付いたりする)ので、共通パスポート的なものが有ればと思った。


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旅館ふなやの葉山有樹

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旅館花ゆづきの皆川明

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宝荘ホテルの草間弥生


やっぱ一番人気は草間弥生。
また、道後温泉本館内にも映像作品が2点あり温泉に入った後で見るアート作品は格別なものだった。



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道後温泉本館のサイバー百椿図屏風


今回、温泉本館に投影されるプロジェクションマッピングを本命に行動したので、午後からのアートみて歩きになり、結局3館しか見れずもう一度来る予定を立てた。
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道後温泉本館南面プロジェクションマッピング


7月20日(日)にアートパレードと称し ひびのこずえの衣装で森山開次のパフォーマンスがあるのでこの日に来よう。


道後オンセナート
2014年4月10日(木)〜12月31日(水) 観光案内所 振鷺亭 ”しんろてい”でパンフレットもらってね。




続いては、空白の1月〜3月。
まずは1月

Yさんが去年東京現代美術館で見た”フランシス・アリス展” 広島現代美術館で巡回展があったので行ってきた。
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フランシス・アリス展でアリス・フランシスを聞く


2月 岡山県井原市田中美術館で第26回平櫛田中賞 大平實展に行った。昭和47年から続いてる権威ある彫刻公募展だが、2年に一度のこの田中賞展だけは見逃さずに行くことにしている。本当に素晴らしい。しかしそれに比べこの建物は、なんだろう?
あまりにも古臭い!

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田中美術館


3月
国立国際美術館のアンドレアス・グルスキー展 平面(巨大な写真)だけの構成であれだけ見応えのある写真展を見たことがない!!! 




”追伸アート一言”

2014年度行く予定のアートイベント

いちはらアートXミックス2014(千葉県市原市)
3・21−5・11 ディレクター北川フラムだし遠いけど行ってみようかな。

ヨコハマトリエンナーレ2014
8/11ー11/3 前回も行ったけど横浜って街がイケてるから行こおっーと。

福岡アジア美術トリエンナーレ2014
9/6−11/30  前回開催が2009年、ずっと待ってました。絶対に行く!

以上本年度もよろしくお願いします。



posted by アートみて歩き at 16:53| Comment(0) | 岡山在住Mの見て歩き

2013年12月19日

山口の旅+2013年 総集編

久々の岡山のМです。
中之条ビエンナーレ以来の投稿ですが、忙しさに感けてアート廻りを怠った訳ではなく
”アートはビタミン、忙しい時こそアート廻りを!”を信条としている私は
一ヶ月もアートを観なかったらきっと禁断症状が出るし、ただ単に別の趣味(園芸)に没頭していた。
またの機会にアート+園芸(植物)について語りたいと思います。では本題に入ります。


第25回UBEビエンナーレ現代日本彫刻展に行って来た。
山口県宇部市ときわ公園内で開催される日本最初の現代彫刻公募展。岡山から4時間弱。
しかし今回で3回連続。そして次も行くぞと思わせる魅力、それはこの公園の環境。


緩やかなスロープの下に広がる広大な池、
その池を借景に点在する作品群、素晴らしい!いや素晴らしすぎる!

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しかもこの公園、ペットもOKだし、お弁当食べようが、自転車乗ろうが、全部OK。

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” こんな町で暮したい”と来るたび思わせる街、宇部市。街中にも過去の受賞作品が常設展示していて、
それが50年前から続いているのだから、なんて文化レベルが高いのかと思う。

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大賞の富永敦也”Our Love"

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一番のお気に入りだった、佐藤圭一”じいちゃんの鼻の穴に宇宙があった。”

ランチは車海老の養殖が盛んな山口市秋穂の”あいお荘”で食したのだが、
そこに偶然、吉村芳生の作品が展示してあった。
新聞紙に鉛筆で自画像を書くとても個性的な作品が有名なのだが、
これは色鉛筆の風景画

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数日後、彼の突然の訃報を知った。
心よりご冥福を申し上げます。



山口情報芸術センターに着いたのは午後3時頃。
同館10周年記念という事で
坂本龍一がディレクターを務め、第1期2期と5ヶ月間にわたって開催される多様なイベントに非常に期待して行ったのだが、
着くのが遅すぎた。もっとゆっくり腰を据えて映像作品など見たかった。

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(坂本龍一+高谷史郎andYCAM InterLab)


ここも、ときわ公園も無料だということを付け加えておきます。素晴らしい!!!
以上が山口の旅です。


ここからが2013年総集編です。
今年7月から始まった「アートみて歩き」実は前半のアート巡りも充実していてその事を少しレポートします。


1月雪の金沢
21世紀美術館鈴木大拙館
ワールドクラスレベルの21世紀美術館はいつ行ってもいい。
そして谷口吉生設計の鈴木大拙館。雪景色を望む思想空間(瞑想)は、
単に物を鑑賞する21世紀美術館とは対照的で、正月にふさわしく感慨深いもので何十年ぶりに自分と向き合えた。

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4月残雪の山形
土門拳記念館酒田市美術館山形県立美術館、と行ったが、
一番印象深かったのが、銀山温泉旅館藤屋
隈研吾設計の旅館で一度倒産した様だが、私は当館を含めこの温泉街がアートだと思った。

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5月ゴールデンウィークの宮城 福島 軽井沢
震災後再開したリアス・アーク美術館を皮切りに、
感覚ミュージアム菅野美術館、宮城県立博物館、せんだいメディアテーク

翌日の福島県、諸橋近代美術館は、湖畔に佇む風光明媚なダリの常設展示美術館。
企画展では岡本太郎展をやっていた。本当に気持ちいいぞこの美術館は!

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そして3日目軽井沢。

西沢立衛設計の軽井沢、千住博美術館
建築もさる事ながら、
植栽されたカラーリーフガーデンの多彩さと言ったら、知らない植物もあったし、欲しい物もたくさんあった。悔し〜い。

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作品はいつもの、でかい、サァーとしたやつ。


あと本当に行きたかった、脇田和美術館
猪熊弦一郎、香月泰男、松本竣介、と並ぶ愛すべき作家なのです。駄作がない。展示している作品全ていい!
ここだけで軽井沢に来る価値アリなのです。セゾン現代美術館も忘れていました。

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まあこのあと軽井沢ニューアートミュージアムにも行ったのですが・・・行かなくても良かったかな?



以上が上半期の「アートみて歩き」でした。
私の年間アートスケジュールは大体こんな感じ、70〜80箇所を巡るペースを毎年繰り返す。
それが私のアートライフ!
それに今年は「アートみて歩き」が加わったので、このスタイルで書き続けようと思います。


では最後に2013年度、ベストイベントを発表します。
それは ”中之条ビエンナーレ”でした!

続いてベスト企画展は?
スイマセン大私情を挟んで発表します。
それは 岡山県立美術館の、”中原浩大展 自己模倣” でした。
みなさん温かい目で見守ってください。


”追伸アート一言”

今年嬉しい事がありました。それは我が郷土岡山の美術館、日本のエーゲ海と言われている地 ”牛窓”その街にある、瀬戸内市美術館
旧役場の建物を利用したちっちゃな美術館なんですけど、そこが頑張っているんです。
ちなみに、
”山本基 塩のインスタレーション” 
”柴田トヨ”
”吉村芳生”
”鈴木敦子ー金子みすず“
”香月泰男”
岡山の若手のグループ展(現代美術)
などなど、
おもわず応援したくなり書きました。

(↑の作家さん展示のようすは「美術館日記」に書かれています。)

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来年も、「アート見て歩き」をよろしく!


posted by アートみて歩き at 15:22| Comment(0) | 岡山在住Mの見て歩き

2013年12月06日

龍野アートプロジェクト2013

岡山のYです。

11月23日、兵庫県龍野市で開催されていた
龍野アートプロジェクト2013「刻(とき)の記憶」に行って来ました。

龍野は岡山から高速を使うと1時間足らず。神戸、大阪方面に行く時は
必ず通る街ですが、インターを降りて訪れたのは初めてです。

街はずれの無料駐車場に車を止め、揖保川にかかる橋を渡ると
朝10時にもかかわらず街がとても賑やか。アートでこんなに人が集まるとは…。
実は、一帯でオータムフェスティバルが同時開催されていたのでした。

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アートのメイン会場は、ヒガシマル醤油の古い工場や事務所など。
荒れる一方だった廃工場を地元の人達が協力しあって再生し、2011年から
スタートとしたこのイベントの会場として活用しているそうです。

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照明のない木造の仕込み蔵を活かした空間のなかに、光を発する作品や映像作品が
数多く展示してあります。時を刻んだ歴史のある建物の中に置かれた現代アートが
ひときわ際立っており、その組み合わせの妙に興じることができました。

そんな中、今回印象に強く残った作品は聚遠亭(しゅうえんてい)という建物を
使った展示です。建物は、街の背後の丘陵地にある庭園の中にあり、写真のとおり
周りには見事な紅葉が広がっていました。

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これが、地元兵庫県出身の作家、東原智裕の作品「視界」です。

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部屋に入るとまず、揖保川で拾ってきた流木と樹脂で製作したうさぎの頭部を合体
させた作品が現れます。ここで、作家本人からじっくりと作品の解説を聞くことが出
来ました。元々エッチングからスタートとした人のようで、作品を見てすぐ版画が立
体化したような印象を持ったので、思わず納得しました。
素晴らしく繊細で、気の遠くなるような緻密な作業の跡がうかがわれます。

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写真ではわかりにくいですが、どの動物も左右で顔の表情が違います。
片方は、若く張りがあり、もう片方は、年老いて皮膚はたるみ、写真のウサギに
至っては朽ち果ててしまっています。

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作者は、「作品と正対する人の意識に静かに働きかけ、生と死の狭間や境界、心や魂の
ような異質の存在を感じることのできる作品を作りたい」と語っています。
私自身50才を過ぎ、死が少しずつ身近になっていると感じる今日この頃。
とても感慨深い気持ちになりました。

全会場見終えて駐車場へ向かう途中、民家の壁に「死の存在が、生を輝かせる」という
ような意味の詩篇の一部のような張り紙を見つけました。(写真取り忘れました)
まだまだ、見たいアート、行きたい美術館は数知れず。今回のように心に響くアートとの
出会いを求めて、どこへでも出かけていきたい。
大袈裟ですが、そんな気持ちになりました。


「龍野アートプロジェクト−刻の記憶−」公式ホームページ(会期終了)


posted by アートみて歩き at 14:21| Comment(0) | 岡山在住Mの見て歩き