2013年11月15日

横尾忠則現代美術館

こんにちわ、Sです。

10月2日に書いた「アートみて歩き」のテキスト、
すっかりアップするのを忘れていました。
「秋になりました」→「冬になりました」に訂正しながら読んで下さい。

    ●

今年の夏は、暑かったですね。
汗をかきかき廻った美術館の「みて歩き」を報告しないまま秋になりました。

レポート使用の写真はタイムリーではないですが、
「横尾忠則現代美術館」は、去年オープンしたばかりの話題のスポット。
ちょこっとお伝えします。

兵庫県立美術館王子分館(旧兵庫県立近代美術館)の西館をリニューアルしたのが
「横尾忠則現代美術館」です。

旧館の設計は<村野藤吾>、たてもの探訪としても楽しめます。

横尾忠則美術館ですから、横尾作品がテーマごとに展示されます。
夏休みにかけて子どもが多く観に来てくれるだろう、とテーマは、

『横尾忠則どうぶつ図鑑』 YOKOO'S YOKOO ZOO
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作品には必ず動物が描かれており、
ストレートな表現だったり、意味ありげであったり。
子どもの気分で動物探し、というのもたのしい鑑賞の仕方でした。

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平面だけでは、という横尾さんのサービス精神からか、
お隣が王子動物園という理由からか、動物の剥製も展示されていて、
あらためて動かない動物をしげしげと眺めたりするのでした。

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作品解説は大きな文字で、なおかつ、ふりがながすべてに打ってあり、
子どもたちが一つ一つをじっくり読んでくれるように、
という配慮がされていました。

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私も20代に「横尾忠則」を見たときの衝撃はすごかったですが、
現代っ子たちはどうみるのでしょう?
エロティックで
エネルギッシュで、
幻想的で、
不安定な精神状態をアートとして受け止める。
おもしろい経験をしたのではないかと想像します。

私が中学1年生の時、友人とそのお母さんに連れられて、
「ゴヤ」展を観に行ったときのことは、40年以上経った今も忘れていません。
怪物と化した巨大な人間が、人間をハンバーガーを食べるように、食らいついている絵です。
題名は、我が子を喰らうサトゥルヌス(黒い絵)。
神話をテーマに描かれた絵ですが、裸婦像の衝撃どころでなく、
トラウマのように、その後も何度か夢に現れたものです。

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この世にあらわれない、しかし人間の想像が作り出す映像があることを、
12歳のころに思い知ったことを思い出しました。

アートって自由なんだ!
この夏ここで、どんな出会いがあったのかな、そんなことを考えた展覧会でした。

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ロビーでは、大型モニターに、ライブペイントをしている横尾忠則さんが
映し出されていました。

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ミュージアムショップも楽しかったです。
ただ、横尾忠則とともに成長してきた世代としては、
グッズはなんか軽い存在。(お値段は重かったけど)
リアルに目にしてきたポスターやチラシ、チケット、書籍などに
過ぎ去った青春を重ね合わせた次第です。



さてさて、
現在行われている展示は
『横尾忠則 肖像図鑑』 HUMAN ICONS
2013.9.28 sat. - 2014.1.5 sun.

です。
これまた、楽しそうな横尾コレクションが期待できます。

しかしですね、
草間彌生さんもそうですが、
こういう企画展が次から次へと行えるとは、
一体どれだけの作品を描き続けているのでしょう?

そのエネルギーに、ただただ感心したのでした。


posted by アートみて歩き at 15:35| Comment(0) | 木津川市在住Sの見て歩き
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