2013年08月27日

あいちトリエンナーレ2013

Sです。
美術館巡りフリークのMさんYさんには負けますが、
こつこつ観てまわったレポートお届けします。
よろしく〜。


あいちトリエンナーレ2013


始まって間もないお盆に行ってきました。
いや〜、暑かったです。


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まずは愛知芸術文化センターで前売り券をチケットに代えてスタート!

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ヤノベケンジと北野タケシの世界は、いつもどこまで心を寄せていいのか分からなくなる。
しかし、作品の解説として「近代文明の中で分化していった神、美、愛を(中略)太陽をモチーフにしたアートの中で結婚式を行うことで(中略)全てが再生のための祝福を行うと同時に祝福される」という言葉が目に留まる。「そうか、私も祝福されているんだ」と素直に神を前に喜んだ。

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名古屋市美術館から徒歩15分で行ける長者町会場は、その地場が持つパワーがたっぷり潜んでいた。掘り起こせばもっとおもしろい空間が現れそうだ。ただし、お盆だったからか、猛暑だったからか、人が通りを歩いていなかった。おもしろさ独り占めの気分で歩く。

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暑い中で楽しめたのは、Nadegata Instant Party (中崎透+山崎大督+野田智子)。STUDIO TUBE のロゴによってハリウッドの撮影所のようなファサードを作り出す。建物好きには「ヒュー、ヒュー!」の展示会場。もちろん、地元を巻き込んだ映像(映画)も面白かった。

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もっとも楽しかったのが「納屋橋会場」。畳みかけるようにさまざまな映像作品を楽しめる。海外の作家に拍手。ニラ・ペレグの映像、ブーンスィ・タントロンシン、純粋に面白かった。写真は、片山真理。アーティストがまだ作品に手を入れているところが見られたのだが、こういう作品に出逢ったのが初めてだったので、今までになかった感情を体験。言葉では表現できないが、後を引く作品だ。

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名和晃平がいいなあ、と初めて思った作品。(ごめんなさい、上から目線で・・・。)現代アートは、今まで見たこともなかった景色、感じたことのなかった感情、初めての景色に出逢わせてくれる。夢の中を歩いているような感覚だ。「揺れる大地」という大きなテーマに応えた作品なのだろう。しかし作品の意図を考えるというより先に感覚が勝った。写真には観客を入れたが、実際は一人雲の中を歩くような、孤独感に包まれていた。



さて、1日名古屋エリアを楽しんだ後、岡崎に1泊して岡崎地区を廻る。
いやー、名古屋に比べてエリアは小さいけれど、すごい作品に出逢った。

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「揺れる大地」は、東日本大震災を示しているのだろうが、まさにそれをアートとして表現したのであろう作品。しかし、半端なくずっしりと心に届く空間だ。膨大な新聞紙と、壊れたグランドピアノたち。もやった空気、眩しい光り、体感する音。私は震災後の東北に行ったことはない。しかし、そのことを考えずにはおられない。

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作品は続く。追い打ちをかけるように、かなりの距離から壁一枚隔てた四角い穴から、さらにその風景を見ることになる。まるでテレビで地震の模様を見ていたあの日の自分のようだ。観客が少なかったからか、そういう空間に気持ちがのめり込めた。

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かつては大いに賑わったと思われるショッピングビル、シビコの屋上での作品は、これは体感しなければわからない。一つ言いたいことは、この日の暑さは尋常ではなかったということ!この全面白く塗られた屋上に立って、この年最高の太陽の照り返しを浴びることのできた幸運を喜ぼう。


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松本会場は、名古屋では見ることのできなかった路地裏アートが楽しめた。

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青木野枝

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「日本共産党で、カールマルクスの誕生会をする。」



さて、番外編。

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これから廻られる方にお勧めなのが、ベロタクシー。何度も言いますが、お盆、酷暑、というのがお客さんを遠ざけたようで、私は快適にベロタクシーを効率良く利用しました。

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地面すれすれの目線から、名古屋の大通りを観光できました。一生懸命に自転車をこいでくださったスタッフのみなさんに、心からお礼を申します。ありがとうございました!すごいおもてなしの心を感じました。

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おまけ。

岡崎に行ったら、オカザえもんに会えると思っていたのに会えなかった!いつから、私はゆるキャラファンになったのだ?お祭りには、お祭り心で向き合おう。猛暑ではありましたが、楽しい2日間でした。

次回Sは、去年新しくできた「横尾忠則美術館」をお届けします〜!


posted by アートみて歩き at 14:31| Comment(0) | 木津川市在住Sの見て歩き
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