2015年04月10日

アートみて歩き パラソフィア(3)

「アートみて歩き」は、開催後の報告を基本していますが、
できれば京都府の芸術祭を多くの京都府民に5月10日までに見て欲しいと思います。

パラソフィア、京都市美術館以外の会場についてお伝えしましょう。


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【堀川団地(上長者町棟)】

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水色の基本カラーが目印。堀川通り沿い。見過ごさないように。

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1953年建築の「店舗付き集合住宅」の内部を見られるのも嬉しいもの。
最近は、リノベーション+アーティスティックな生活ということで注目されている。

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ピピロッティ・リストの作品は、欧米人の目には確かに視覚的におもしろい世界に映るかもしれないが、
そう取り立てて奇抜なものではなく、
ただ、この堀川団地商店街の布団屋でこの布団を購入したところに、傾向&対策が見える。
京都に住む外国人や若者にとって、こういう環境が刺激的であることを再確認。

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店舗空間でも展示あり。
パフォーマンスがない間はうまく伝わらなかった。



【鴨川デルタ(出町柳)】

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エリアがポツンと離れているのがここ。よくわかっている場所のはずが迷った。
目印は水色のはずだが、デルタを橋の上で鑑賞するのか、河原まで下りるのか。
もたもたしている間に、何か音が流れ、数分で終わった。
仕方がないのでここだろうと思われる河原に腰を下ろし、次の音楽が流れるまでの30分待った。

鴨川の流れる音。川で戯れる人々の歓声。車の音。
それらを凌駕する、女性の歌(スコットランド民謡など)が大きな範囲に3方向から流れる。
天の声か、空耳か、何が起きたのかとキョロキョロする人も。
しかし、何事もなく水遊びに熱中する人々を眺めるのもおもしろい。
百聞は一見にしかず。その耳で、その五感で味わって欲しい。

0分と30分ごとに流れる。ご注意を。




【京都府京都文化博物館 別館】

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森村泰昌の作品は、2年前に東京の銀座、資生堂ギャラリーで観たのと同じだと思うのだが、
なので、作品をどう展示しているか、を鑑賞する。

今回2階も展示会場となっている。これにはワクワク。
上映されたオペラ「オテロ1887」は、訳も分からず2回観た。


     
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その他、京都芸術センター、京都BAL、大垣書店、河原町塩小路周辺など、チケットも要らない自由鑑賞できる会場もあります。

浅田彰さんが、酷評とも言えるreviewをREALKYOTOに掲載しています。
大筋同意見なのですが、それでも、京都府民なら観ておくべきだと思うのです。
国際芸術祭が日本中で行われている中、だんだん評価は厳しくなっていくとして、その積み重ねの先を諦めてはいけないから。

京都アンデパンダ展のスライドショーを観ながら思ったのは、
こうした積み重ねが、人を育てて、まちを育てているというあたりまえのこと。
伝統だけの京都でなく、革新的な京都の復活を京都に数多(あまた)ある美術系大学生にも考えて欲しいなあ、
などと思った次第です。

おしまい。

posted by アートみて歩き at 16:26| Comment(0) | Sのみて歩き
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